章 906

「媚姐、あ、あなた早く立ちなさいよ。二人とも早く寝室に行って、廊下でやらないで、恥ずかしいわ。それに、この悪い人、早く私を放して、お尻を痛いほど揉むのやめて。

首中が全部よだれだらけになっちゃった、気持ち悪い」柳嬌嬌は王さんを手で押しのけようとしたが、がっしりとした体格の王さんはびくともしなかった。自分の声が自分でも聞き慣れない、力のない、震えの混じった声に聞こえた。それどころか、柳嬌嬌は自分の声が男を拒絶するどころか、むしろ誘惑しているように感じられた。

本当に拒絶しているのだろうか?

柳嬌嬌は敏感な首筋が王さんに激しくキスされるのを感じながら、あの悪い手が自分の丸みを帯びたお尻からゆっ...