章 896

そして老王が背を向けて立ち去る姿を見て、少女は彼の大柄な体格に圧倒された。虎のような背中と熊のような腰には力強さが溢れ、威圧感すら感じる。これで少女は今日、この男の「アレ」が大きいという話を信じざるを得なくなった。

少女はカウンターに立ったまま数秒間ぼうっとした後、はっと我に返り、両手で顔を覆って自分を「このスケベ」と責め立てた。

彼女はまだ老王の変態ぶりに思いを巡らせていた。コンドームを売っているのは女性の後ろを攻めるためだなんて。少女の想像では、いったいどんな女性ならこんな大きな男のモノを後ろから受け入れられるのだろうか。

少女はそれを想像するだけで思わずお尻の肉を緊張させて締めてし...