章 764

その一件があって以来、王浩のお母さんはしばらくの間ひどく恐れていたが、時が経つにつれて息子が本当に秘密を守り、王浩の父親に何も話していないことが分かった。

それで王浩のお母さんはずいぶん安心した。普段から息子は母親に懐いていて、父親とはあまり会話もなかったから、自分のために秘密を守ってくれるという自信はあった。

子供もそれなりに大きくなっていて、男女の関係についても多少は理解するようになっていた。王浩のお母さんとしては、これからもしかしたら王叔とより親密になるかもしれないし、そうなればいずれ息子も知ることになるだろうと考えた。だから今夜、極度の抑圧と欲望の刺激の中で、子供に対して半分隠すよ...