章 706

老王が身を引き離した瞬間、潘文清は自分の魂まで抜き取られそうな感覚に襲われた。彼女は自分の敏感で疼くような入り口の柔らかな部分が、包み込んでいた輪が一緒に引き返されるのをはっきりと感じていた。

この瞬間、潘文清は「抜かないで」と叫びたいほどだった。あの引き裂かれるような感覚を与える悪いものが、このまま体内に留まって、あの膨張感と充実感を味わい続けたいと思った。

潘文清はさらに、体の最も奥深くで感じる突き上げる感覚に魅了されていた。一突きごとに魂が震えるような感覚。その場所は、夫の大威の体では決して届かない場所だった。

潘文清は悲しいことに気づいた。この粗暴な男に無理やり犯されている時にこ...