章 702

そんな大きく恐ろしいものが、気づかないうちに潘文清の口の中に全て入れられていた。この時の老王は、この女の喉を見てみたいとさえ思った。喉の中に明らかな突起が現れているのかどうか確かめたかったのだ。

老王は満足げに唸りながら、名残惜しそうに潘文清の頭から手を放した。

潘文清は顔を上げ、その恐ろしいものを自分の口から抜かせた。喉との摩擦感で、胃の中の酸っぱいものまで吐き出したくなるほどだった。

潘文清はこの時、惨めにも息を荒げていた。喉と口から伸びる唾液は粘り気があり、彼女の赤い唇と老王の大きなものの間に、恥ずかしい透明な糸を形作っていた。

潘文清の目はやや虚ろで、目の前で自分の唾液に光る気...