章 632

王さんは何を感慨すべきか分からなかったが、薄手のズボン越しに王浩の母親の滑らかな脚が触れる感覚は、確かに心地よかった。それは王さんに、キッチンで王浩の母親の尻に股間を押し当てた時の素晴らしい感触を思い出させた。

王さんにとって、おそらくキッチンでのあの密やかな接触があったからこそ、テーブルの下で二人の脚がそっと寄り添っていても、王浩の母親はそれほど明確な拒絶を示さなかったのだろう。

今、王浩の母親はまるで何も感じていないふりをしている。彼女は積極的に脚で王さんを撫でることもなければ、自分の長く美しい脚を引き離すこともせず、ただ静かに足を動かさないようにしていた。

この行為には恥じらいと甘...