章 613

「前に言ってたように約束するよ。今日来なかったら、それは俺がやらなかったんじゃなくて、お前が自分から諦めたってことになるからな。その代わり、孫玲のお母さんの件は俺が何とかしてやる。お前が彼女とやれば、絶対に張先生を俺に回してもらうからな」

王はこいつが意外と頭が回ることに驚いた。様子を見るなり、すぐにハードルを下げてきたのだ。

実際、王は張媚が相当な色気を持ち、しかも欲求不満気味であることをよく知っていた。だが、今のところあの魅力的な人妻教師は夫と自分だけのものだった。

男というものは独占欲があるものだ。セクシーな張媚を若造に弄ばせるなんて、自分とは関係なくても、どこか気持ちが複雑になるのは...