章 583

以前のあの嫌な爺さんは、極度に興奮した時か薬を飲んだ時だけ、少し膨張しすぎる状態になることがあっただけで、普段はいつも疲れ切っていて、体を使い果たしたようにまったくダメだった。こんな男らしい激しさを味わったことなど一度もなかった。

勤務中に、自分のオフィスで部下の年配男性に強引に犯されるなんて。

そう考えただけで林倩倩は再び両脚をきゅっと閉じた。タイトスカートの上から丸みを帯びた部分に当たっているものも、林倩倩の引き締まった体に連動して尻肉が締まり、かすかに挟み込むような感覚があった。

林倩倩は背後から自分にぴったりと寄り添う王さんに促されるまま前へ歩いていく。その赤い無垢材のデスクを見...