章 473

「まあ、そういうことなら」と老王は潘文清のことを思いながら憂鬱に考えた。この後、彼女は後ろを清潔にして身体を洗い流すところだろう。それにはまだかなりの時間がかかるはずだ。

そこで老王は身を翻し、マンション区域の外へと歩き出した。先ほどのメッセージの内容から、別の事柄も思い浮かんでいたからだ。

老王はマンションの門を出て、道に沿って曲がり角から先へと進んだ。この道は昨日も通ったものだ。ただ前回は老李の嫁と一前一後で、まるで地下組織のメンバーのようにこそこそと物置部屋へ向かったのだが。今日、再びこの道を訪れたのは、老李の嫁のマンション入口近くに、なかなか良い薬局があることを覚えていたからだ。

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