章 440

老李はあれこれと考え、この問題の解決策を模索し始めた。実は老李の頭の中では、薬を飲んで能力を補強しようかという考えが浮かんでいた。

しかし老李には勇気がなかった。年を取るほど死が怖くなるもので、もう五十代の老李にとって、もし無理をして倒れてしまったらと思うと恐ろしかった。それに、薬を飲むのも一度や二度ならまだしも、その後はどうすればいいのか?

老李は「そういう時」に突然ベッドで動けなくなる話を少なからず耳にしていた。その「マビンフォン」(突然の発作)の話を思い出すだけで恐ろしくなった。

頭を悩ませながらこれらのことを考えていると、突然、老王の言葉が頭に浮かんできた。老王は一度ならず老李に冗談め...