章 366

大威はただそこに立って見ている。妻の潘文清が彼の腕にしがみついていたのに、太った上司にそっと引き離され、潘文清の小さな手が上司自身の物へと導かれていく様子を。

隣の部屋からの物音が少し大きくなった。

今、潘文清は愛する夫にしっかりと寄り添い、その繊細な顎を大威の肩に乗せながら、否応なく前方に視線を向けていた。そこには部屋のプロジェクターが映し出す巨大なスクリーンがあった。

画面には五人の男女が発する特有の声と、無遠慮な激しい光景が映し出されており、普段は慎み深く恥じらいを見せる潘文清も呆然と見入ってしまっていた。

潘文清は自分の腕が太った上司に引かれていることにも気づかないほどだった。...