章 31

「もしあんたの旦那がこの状況を見たら、そしてスマホに写ってるあんたがオレにヘトヘトにされた姿も見たら、旦那はどう思うかな?」

王さんの言葉に柳喬喬は艶やかな赤い唇を必死に噛み締め、一切の声を漏らすまいとした。

王さんは女の髪から漂う清々しい香りを嗅ぎながら、両手で我慢できないように柳喬喬の体を撫で回した。揉んだり摘んだり、その動きは荒々しくならないよう気をつけていた。この若妻が思わず声を上げてしまうのを恐れたからだ。

王さんはファスナーを下ろし、自分のものを取り出すと、若妻の手を無理やり引っ張って自分の逸物を握らせた。

欲望に頭を支配された彼は、とりあえず欲求を満たして数分後には立ち去ろうと考...