章 232

老王は少し話しかけづらそうに白酒を一口飲んだ。この時すでに、テーブルの下から小さな手が薄くて柔らかい自分の下着越しに、自分のものを握っているのを感じていた。

老王は何も動けなかった。今は冷静で理性的な状態だったし、彼は心の中で孫建のことを少し恐れていたからだ。

「老王、お前は酒に強いんだから、もっと飲めよ。俺はこの一杯だけでいいから」孫建は飲み終わると、また老王のグラスに注ぎ、自分はグラスを置いて水を一杯とり、食事を始めた。

老王も必死に食事を続けたが、テーブルの下のあの落ち着きのない手は、ずっと自分を誘い続けていた。

今日の老王は、まるで二十年前に戻ったような感覚だった。一晩中疲れを知らない...