章 714

「戦士の保証登録を得て、唐萧と千月は願い通り訓練場に到着した。

ここは屋外で、丁度午後の二時間が空いていた。

その戦士が教官に話をしに行くと、意外にもすんなりと許可が下りた。

千月は唐萧を連れて銃を選びに行った。今彼らを案内しているのはさっきの戦士ではない。彼はすでに哨所に戻っていた。

代わりに来たのは、その戦士の班長らしき人物で、とにかく千月を見た瞬間から終始馬鹿みたいに笑っていた。

「こんにちは、班長。ここは私一人でも大丈夫です」千月は銃を選び終えると、誰かがついてくる感覚に慣れず言った。

「何か手伝えることがあればと思って」班長は得意げだった。隣の部隊の千月が申請に来たと聞いた瞬間、興奮...