章 649

その間、木衛青は東奔西走し、全く身を顧みず、相当な金も費やした。

時間に迫られ、荘周資と面会する余裕もなく、一人で外回りし、黙々と尽力していた。

ある日突然、彼は荘周資が三日後に銃殺刑を執行されるという知らせを受け、そのとき初めて、法は鉄のように厳格で、容赦がないことを思い知った。

その三日間、木衛青は外出せず、一人で自分の大衆食堂に戻った。

妻は彼が帰ってきたのを見て、何があったかほぼ察していた。この間、大金を使い果たし、おそらく全て水の泡になったのだろう。問題は、人も救えなかったことだった。

木衛青は帰宅後、罪悪感を抱きながらも、もはやこの件に関わる気力を失っていた。

かつての仲間として、...