章 51

唐萧は頭をフル回転させながら、足早に888号室の方へ駆け出した。

「少東さん、大丈夫かよ。もう十分経ったのに、まだ服も脱がせてないじゃん。ダメなら、俺に代わってもらうか?ハッ...ハハハ」王超は二人の芸術学院の女の子の胸に手を当て、下品に笑いながら揉みしだいていた。

「余計な口を挟むな、バカ野郎。俺がダメだと?見てろよ、これから楽しむところだ。ハッ...ハハハ」上官少東は振り向きもせずに言い返した。王超に挑発され、怒りが込み上げてきていた。この女に優しくするのはやめだ、下手に出るより力で解決した方が、面子も保てるだろう。

「パン!」

鮮やかな音と共に、萧眉の頬には五本の指の跡がくっきり...