章 482

古山中医院、後山の洞窟内。

唐蕭は昨日の診療ボランティアを終え、病院に休暇を申請した。数日の休養だ。趙飛は休暇届を見るなり、何も言わずにさっと署名し、彼の申請を承認した。

病院側の手続きは済んだものの、唐蕭は昨日の長時間の診療疲れを理由に怠けるつもりはなかった。今は怠ける余裕などない。休暇の名目を借りて、一人こっそりと洞窟に忍び込み、より多くの丹薬を精製しなければならなかった。

製薬工場の製品は自分の都合でスキンケア系に位置づけられていた。唐蕭は、近いうちに白芸と藍瓊が主導する養顔丹の特別販売会で、より多くの丹薬を精製し、適正価格で販売して、製薬工場の運転資金にしたいと考えていた。

昨...