章 433

古山は山に寄り添い、水に臨み、薬材だけでなく、水産資源も豊かだった。

石鍋魚は、この地の一大名物の一つである。魚料理といえば、地元の料理人たちの腕の見せどころだ。蒸し、煮込み、焼きと、どれも自慢できる逸品ばかりだった。

李萌萌の提案に、沈碧瑶が賛同し、今夜のメインディッシュは石鍋魚に決まった。

この目標が定まると、大傻は通りに沿って適当な食事処を探し始めた。

「大傻、あそこの店はどうだ?」唐蕭が突然、二間の間口があり、外に十数台のテーブルを出している店を見つけた。

「あの店ですか。悪くないですね、駐車も便利そうです。でも、お客さんがあまりいないようですが...