章 400

唐蕭は立ち去る際、張二虎ともう一人の骨を元通りに戻した。

この行動は、当然のことながら二人を呆然とさせた。元々折れていた腕が唐蕭によって数回の動作で元通りになるのを目の当たりにして、二人が驚愕しないはずがなかった。

彼らだけでなく、部屋中の全員がしばらく反応できないでいた。唐蕭はすでに外に出て、一言だけ残していた。「折ることもできれば、直すこともできる。あとは君たち次第だ」

そう言い終えると、唐蕭は部屋を出て、階段を降り、真っすぐにオフィスビルへと向かった。

白芸から電話があったが、先ほど人の骨を直している最中だったので出られなかった。今、外に出て白芸が自分を探しているのだろうと思い、番号を確...