章 392

公告板から離れ、唐蕭は内部の生産ラインへと向かった。外から見た印象通り、機械はすべて埃にまみれ、手入れをする人もいないようだった。

この生産ラインは以前、国営製薬工場が主に一般的な医薬品を数種類製造していたものだ。しかし市場競争の激化により、生産された製品は同業他社の悪質な競争に晒され、結果として在庫が滞留する事態となっていた。

唐蕭が目にしたのは、数千平方メートルに及ぶ生産ラインのうち、稼働しているのはたった一本だけで、他はすべて停止状態にあるという光景だった。

これは製品の位置づけと大きく関係していた。唐蕭は昨日、国営製薬工場が製品が売れないと知りながら、倉庫に数百万の在庫が積み上が...