章 306

昼食の後、唐蕭はもう一度裏山を訪れ、何か新たな発見がないか確かめることにした。

前回そこでエネルギーを感じたことから、唐蕭はこの場所に洞府のようなものがあり、仙女姉さんが以前使っていたのではないかと推測していた。しばらくの間、処方を研究するための静かな場所が必要だったのだ。

裏山はやはり人気がなかったが、以前のような不気味さはもう感じられなかった。あの不気味さとは、実は裏山に蓄えられていたエネルギーが放つ冷気だったのだ。唐蕭が練気期に突破してそれを吸収してしまってからは、他の場所と変わらなくなっていた。

山の反対側は、唐蕭は頂上まで行ったことがあったが、それより下には行ったことがなかった...