章 251

夜になり、唐蕭はもちろん梁必発を支えて帰った。幸い、この男は部屋番号を言えるほどの意識はあった。さもなければ、外で寝ることになっていただろう。

唐蕭は酒が回り始めた頃、内力を運行させ、醒酒の功を回して体内のアルコールを排出した。ビールを二ダース空けて、何度もトイレに行った後も、まるで水を飲んだかのように平常だった。

梁必発の鍵を取り出し、ドアを開け、彼の部屋を見つけてベッドに放り込んだ後、リビングのソファに腰を下ろした。

この部屋は2LDKの間取りで、おそらく購入したものではないだろう。梁必発がそんな話をしたことはなかった。ちょうど空き部屋があるので、唐蕭は今夜そこで寝ることにした。夜中...