章 22

唐萧はそう尋ねたものの、テーブルの上に開封された「セブンスヘブン」の包みを一目見て、ほぼ察しがついていた。

顔色が青白く、手足が冷たく、撮影中に倒れるなんて。このエアコンの効いた部屋で、薄手のワンピースを着て、つるつるの頭には細かい汗が浮かんでいる。間違いないだろう。

「あの...唐萧さん、本当に医者なの?」沈碧瑶は目を泳がせ、少し言い出しにくそうにした。

「医者だよ、信じられないなら杨萌萌に聞いてみて」唐萧は急いで頷き、小さなロリータを指さした。

彼はすでに察していた。人気女優の沈碧瑶が自分に治療してもらいたいと思っているのだが、恥ずかしくて言い出せないだけなのだと。

今こそ、自分の立...