章 178

唐蕭は朝起きると、一時間の座禅を終えた後、さっそく大傻を探しに行った。

大傻もすでに起きていたので、彼に近々兄弟たちを集めて訓練を行う予定だと伝えた。大傻に指示を出して日時を決めるよう言い、格闘技術の集中レッスンを行うつもりだと告げた。

大傻は首を傾げた。なぜ大哥が突然そんな考えを持ったのか理解できなかった。自分たちのような者が、なぜ格闘技術など必要なのだろうか。

唐蕭は仕方なく、昨晩考えたことを大傻に大まかに説明した。さらに李萌萌から提案されたアイデアも併せて伝えた。

「なんですって?大哥、私たちが大スターのボディガードになれるかもしれないってことですか?」

「そうだ。ただし、お前...