章 163

「そこの件を片付けた後、唐蕭は時間を確認した。今から唐小宛を迎えに行けば丁度いいだろう。」

他の者たちを解散させ、唐蕭は大傻を連れて古山第三中学校の方向へ直行した。黄毛は病院との引き継ぎや入職手続きなどを行うため、その場に残った。

今はまだ二十数名が仕事を持っていない状態だ。つまり、収入がないということだ。唐蕭は突然、会社の業務を早急に軌道に乗せなければならないと気づいた。さもなければ、これらの人々はみな家族を養っていく必要があるのだから、長くは持たないだろう。

幸い、ほとんどが若者で家庭の負担も少ない。だが長期間収入がなければ、人材は確実に流出する。そして大唐警備が人を必要とする時に見...