章 130

海天帮はこの辺りで長年保護金を取り仕切っていたが、店の三人の小さな店主たちは黄毛が支払った食事代を手にして、少し信じられない気持ちでいた。

合計六百七十元、一人当たり十元だった。

そう、海天帮の人数はまた減っていた。斧頭帮との交渉話が広まった後、また脱退者が出たのだ。大傻は引き留めようとしなかった。何を保証にできるか分からなかったからで、そのままにしておいたのだ。

唐蕭たちは食堂を出ると、斧頭帮との約束の場所へ直行した。今や空は完全に暗くなっており、数十人が動いていると、やはり少し目立つようだった。

しかし夜だったし、目的地もかなり人里離れていた。

自然と通行人も少なく、彼らが何をしているのか...