章 123

朴さんは王子龍の手に握られたベルトを一瞥すると、胸がドキリと音を立て、不吉な予感が脳裏に走った。

「横になれ。目を閉じろ。そんな目で見るな」王子龍がまた口を開いた。その口調は相変わらず異論を許さないものだった。

今の王子龍は、笑っていても完全に凶悪な笑みを浮かべていた。

朴さんは心臓の鼓動が急速に早まり、恐怖の表情を浮かべながら最後にもう一度王子龍の手にあるベルトを見つめ、小さく頷くと、ベッドに横たわって目を閉じた。まるで屠殺を待つかのように。

「パシッ!」

朴さんが目を閉じた瞬間、左腕に焼けるような痛みが走った。

「あっ!」

あまりの痛さに、心の準備もできていなかった朴さんは思...