章 74

最後、謝青寄は謝然の中に射精し、浴室で清潔にする時にも我慢できずに彼をもう一度抱いた。今回の動きは遥かに優しく、また沈黙がちで、二人は一言も交わさず、ただ互いに何度も口づけを交わした。

謝青寄は額に傷があって水に濡らせなかったため、謝然と一緒に入浴することはなく、ただ濡れたタオルで汗ばんだ身体と体液にまみれた陰茎を軽く拭いただけだった。

終わった時は既に深夜十二時で、謝然は少し疲れて、ベッドに横たわり眠りに落ちそうになっていた。謝青寄は身をかがめて彼の額にキスをし、謝然のポケットからタバコを取り出してバルコニーへと一人で歩いていった。

謝然は目を細め、体を起こした。

これほど長...