章 49

しばらくすると、彼女の体は言葉にできないような喜びを感じ始め、周超の耳元に顔を寄せた。

「ママを部屋に連れて行ってくれる?」

蘇妍が家にいないことが二人にとって都合が良く、さらに蘇大宇の言った言葉が、無意識のうちに彼女を周超へと向かわせていた。彼女はただ娘婿がもたらす悦びをしっかりと味わいたかった。

部屋に戻ると、彼女はまるで長い間欲求不満だった深窓の怨婦のように、自分の娘婿に熱烈に応えた。こんなに積極的になるのは初めてのことだった。

おそらく彼女は夫がいながらも関係のない寂しさに耐えられず、さらに蘇大宇に心を深く傷つけられ、様々な要因が重なって、次第に大胆になっていったのだろう。

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