章 401

実は彼女が望みさえすれば、この体だけで毎月数万、あるいは十数万円を稼ぐことができるのだ。

しかし彼女は体を売ってお金を得るような女性ではないからこそ、決して苦しいわけではないが、かといって気軽にお金を使えるような生活をずっと送ってきたのだ。

少し沈黙した後、李羨羨は言った。「仲直りはしたいけど、私が嫌がることを無理強いしないでほしいの」

「じゃあ、彼女に電話してみるわ。後でまた連絡するね」

「うん」

楽菲菲が電話を切ると、李羨羨はようやくマンションの方へ歩き出した。

エレベーターで12階に上がると、李羨羨がまず目にしたのは当然「安心心理カウンセリングセンター」という看板だった。

ド...