章 1082

「三人とも降りるって?そんなの絶対おかしいだろ!逃げ出す気満々じゃねぇか!」「ふざけんな、俺たちを馬鹿にしてんのか!」李超は口から罵詈雑言を吐きながら、手を伸ばして趙雲の胸ぐらを掴んだ。

賭博の現行犯、暴行罪、通報した者の言葉は間違いなかった!電気棒が光り、拳銃も抜かれ、金の夢を見ていた賭博師たちは一瞬で呆然となった。二分とかからないうちに、部屋にいた全ての男たちの手首には輝く手錠がはめられていた!

一行は派出所に連行され、取り調べを受け、供述書が作成された。事実は明白で、全員に行政拘留の処分が下された。趙雲は主犯として15日の拘役刑、李超は10日、残りの者たちは7、8日の不等な日数となっ...