章 53

安心怡は歯を食いしばって言った。「小舟、あなたがそんなことを求めるなんて、私にはできないわ!無理よ。代わりに、手で一回だけお世話するって約束するから、それでいい?」

美女が自ら解決してくれると申し出たのを見て、李小舟は心の中で大喜びしたが、表情には一切喜色を表さなかった。顔を曇らせて言った。「手よりも口の方が気持ちいいんだけどな。でも、心怡がどうしてもそっちを選ぶなら、三回手でしてくれ」

安心怡は怒りを込めて李小舟を睨みつけた。「李小舟、あなた度が過ぎるわ。三回も手でするだなんて?」

李小舟は意地悪く笑って言った。「心怡、君が自分から言い出したんだよ。こうしよう、君が三回手でしてくれるな...