章 515

幸い、もう10時近くだったので、趙哲が戻ったとき、小さな別荘の女の子たちはみな二階で眠っていた。彼もそれで気楽になり、適当にシャワーを浴びて、ベッドに横になるとすぐに深い眠りについた。

林莎莎は初めての経験で、しかも昨日は薬の刺激で激しく消耗するだろうと思っていたのに、彼女が普通に授業に来るとは予想外だった。

顔には少し疲れの色が見えたものの、林莎莎の機嫌がいいことは明らかだった。

特に趙哲と目が合うたびに、暗黙の了解で目配せし合い、趙哲はついつい昨日バスルームでのあの艶やかな体と狂おしい光景を思い出してしまうのだった。

「なあ、哲兄、お前と莎莎先生の間、なんかおかしくないか?」女性研...