章 507

想定外の王妍は、黒いレースの下着がすでに太ももまで下がっていたところで、突然趙哲に押し倒され、その唇を強く塞がれて言葉を発することができなくなった。

趙哲は狂おしく彼女の唇を貪り、両手で絶景を撫で回し、最初はまだ抵抗していた王妍の意識を一瞬空白にさせ、次第に体が反応し始め、頬を赤く染めていった。彼女は腕を回して上にある逞しい胸に手をまわし、懸命に相手に応えていった。

二人は絡み合いながら、つややかな床の上を転がり、艶やかで熱い時間を過ごしていた。

この妖艶な体を前に、趙哲は魔に憑かれたように彼女の肌の隅々まで求め、その刺激と緊張で、王妍の趙哲の腰に絡みついた長く美しい脚は、震え、強張って...