章 356

見事のなり行きといったら、美女たちはもともと張り切ってショッピングを楽しもうとしていたのに、下着事件のせいで恥ずかしさと悔しさが入り混じり、苦笑するしかなく、もはや気分も台無しだ。

一方で趙哲はのんびりとしていて、孫婉溪と白琳琳が顔を真っ赤にしているのを見て、思わず笑いたくなった。ざまあみろ、わざとおれをからかうからだ。おれは万能タイプの人材だぞ、下着なんて朝飯前さ。

特に王妍は、さっき試着室で趙哲に弄ばれ、しかも真っ赤な色気たっぷりのレース付きランジェリーを着たところを見られてしまったことを思い出すたびに、恥ずかしさで顔が火照り、時々振り向いては美しい瞳で彼をにらみつけていた。

長い時...