章 323

「へへ、分かってるよ、哲兄貴は裏で糸を引く黒幕になりたいんだろ」小武はニヤリと笑った。

趙哲の額に黒い筋が浮かび始めるのを見て、小山が慌てて言った。「お前、十何年も本読んでたのに言葉の使い方も分からんのか?哲兄貴は『黒幕』じゃなくて『裏のボス』だろ」

「ああ、まあ同じようなもんだろ、どっちにしろボスなんだから」小武は気にせず手を振った。

この変わり者たちを前に、趙哲はなぜか打ちのめされたような気分になった。「もういいよ、話はこれで終わり。他に何か言いたいことある?なければ俺は先に行くから、遊びたければここで遊んでていいぞ」

「いやいや」司馬王子は慌てて手を振った。「ただ聞きたかっただけ...