章 39

「やはり、冷さんに直々に教わった姿勢は完璧だな。小さな穴が引っ張られて開き、皺まで少し伸ばされている。その開閉する様子が何とも誘惑的だ」

「上の小さな口は叩かれて、午前中ずっと不機嫌だったから、この4回の罰は下の小さな口に代わりに受けてもらおう」冷凛は穏やかで静かな声色でそんな残酷な罰を言い渡した。井燃の指の関節はすでに力が入って少し白くなっていたが、今はさらに恐怖で手を放しそうになった。断る勇気もなく、ただ軽く首を横に振るだけだった。「先生、僕が悪かったです。もう不機嫌にならないし、大人しくします、うぅ、怖いです」

「子犬が不機嫌になるのも楽しいものだけど、君の小さな穴には辛い思いをさせ...