章 14

「残りの半分は、私の膝の上で受けなさい」

冷凛はそう言うと書斎の椅子に腰を下ろした。井燃はパジャマの裾をつまみながら恥ずかしそうにしている。この姿勢は恥ずかしすぎるし、父親が息子を叩くというよりも…。

「さっさと来い。何をもたもたしている」

冷凛は少年の頭の中で何を考えているのか知るよしもない。ただ痛みが強くなれば自分の脚につかまって力を借りられるだろうし、先ほどのように震えることもないだろうと考えていた。

「はい、先生」

井燃は冷凛の膝の上に横たわった。冷凛に調整され、お尻が一番高い位置になってから、ペーパーウェイトが再びお尻に当てられた。まだ打ち始めてもいないのに、お尻は嫌な記憶を思い...