章 72

飛子と赤髪が俺と黄茜をからかったんだから、同じやり方で仕返ししてやろう。その夜、直接昊霖に電話して事情を説明したんだ。昊霖は「簡単だよ。俺、写真加工の技術がめちゃくちゃ凄い奴を知ってるんだ。ちょっと待ってて、今すぐ連絡して、残業してもらって、この件を片付けてもらうよ」と言った。

「じゃあ頼むよ。うまくいったら、お前とそいつに豪華な食事をおごるから」と俺が言うと、昊霖は豪華な食事に目を輝かせて「任せとけって。飛子と赤髪のバカどもを完璧にやってやるから」と言った。

電話を切ると、俺は昊霖からの吉報を待った。夜中になって、昊霖から電話があった。余計な話はなく、ただ学校の掲示板を見るように言われた...