章 379

「何をしてるんだ?男子たるもの膝を地につけるなんて、黄金より貴いものだぞ。それに俺たちは兄弟だろう、なぜ俺に跪くんだ。早く立て!」私は急いで彼を支え上げようとした。

どんなに引っ張っても、彼はただ立ち上がろうとせず、何も言わない。それが私の胸を締め付けた。正直、小培を許してやりたい気持ちはあるが、彼女がこんなことをしでかして、しかもこれが始まりに過ぎないとしたら、誰が今後同じ過ちを繰り返さないと保証できるだろう?私は自分のためだけでなく、張艺のことも心配しているんだ。

「まず立って、立ってから話そう」

どうしても立とうとしないので、私は彼を蹴った。その一蹴りを受けてようやく彼は立ち上がっ...