章 305

「お前こそ、ふざけんなよ。まともに話せないのか?あいつと俺は知り合いでもないのに、何の用があるんだよ」

「ありえないだろ、この学校で杨晨宇を知らない奴なんているわけないじゃん」罩子龙は驚いた顔をした。「そんなこと言ったら、自信なさすぎだぜ。この学校で俺の名前を出したら、半分以上の奴は知らないだろうけど、お前の威名を知らない奴なんて、いるわけないだろ」

罩子龙は少し大げさに言ってるけど、これも事実だ。以前、九哥がいた頃から、俺のことを知ってる奴は多かった。今は九哥がいなくなって、みんな俺がやったと思ってるんだから。

「彼は今、学校にいるのか?ちょっと話がしたいんだが」

「今はいないよ。外...