章 54

電話を切って、私は少し嬉しさと、そして大きな感謝の気持ちでいっぱいになった。

韓先生は毎日放課後に私に勉強を教えてくれるだけでも大変なのに、まさか週末の時間を使って無償で家庭教師をしに来てくれるなんて。

すぐに韓先生に自宅の住所を送った。

およそ40分後、韓先生が到着した。

今日の彼女はいつものオフィスのOL風ではなく、カジュアルな服装で、ベージュのVネックのボディコンワンピースを着ていた。

もちろん、胸元は大きく開いているわけではなく、ほんの少し谷間が見える程度だった。

しかし、体にぴったりと張り付いた服は彼女の曲線美を見事に引き立て、前も後ろも豊かで、スカートの下には肌色ストッ...