章 23

そして、楊韬が前に歩み寄り、冷笑いながら言った。「林凡、てめぇ誰がお前の馬偉の件を片付けてやったか忘れたのか?タバコを買わないってんなら、教室に戻って馬偉に一言言ってやるぞ。俺の庇護がなくなったら、あいつがお前をどうやって叩きのめすか、見物だな!」

私は歯を食いしばり、ようやく理解した。この楊韬は馬偉と同じで、ろくでなしだ。いや、むしろ馬偉より陰険かもしれない。

確かに私は馬偉が怖かったが、楊韬みたいな卑劣な小物の子分になるなんて、できるはずがない。

「好きにしろよ。どっちにしても、お前にタバコなんか買わないからな!」言い終えると、もう相手にせず、足早に階段を上り、教室へと向かった。

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