章 97

「手が弾いてくれないなら、別の方法で弾いてもらおうか。小譲、言うことを聞かないと代償を払わないといけないんだよ」趙弘陽はそう言いながら、林譲を抱き上げてピアノの上に座らせた。

「ドンディンディンドンチャン!」ピアノから砕けたような不協和音が流れ出した。続いて林譲の服が「ビリッ」という音と共に引き裂かれた。彼の身に着けている服は全て趙弘陽が特別に選んだもので、趙弘陽の変態的な欲望を容易に満たすものだった。

林譲の慌てて抵抗する表情を見て、趙弘陽はさらにエスカレートしていった。彼は何も言わずに林譲に挿入し、林譲は目に哀しみを湛えていた。

お父さんお母さんが自分のこんな姿を見たらどれほど悲しむ...