章 921

「ええっ、このジジイが口答えするだなんて、しかも歯を剥き出して、死にたいのか!」

男が私を殴ろうとしたその時、仲間が彼を止めた。「酔っ払いと争って何になる、早く小公主を探さないと、俺たち二人とも生きた心地がしないぞ」

「わかったよ、あっちに行って探そう……ジジイ、今後は目を見開いておけよ……」

ちょうどその時、激しい音楽が再び鳴り響いた。

二人の大男が遠ざかったのを確認してから、私はようやく自分の龍根を握りしめていた小さな手を引き離し、その少女を引っ張り出した。少女はまだ好奇心いっぱいの表情で私のテントのように盛り上がった部分を見つめ、その目には何かを試したいという欲求が浮かんでいた。まるでそ...