章 955

「様々な形状やサイズの電動シリコン製のリアルなおもちゃがいくつも入っていた。

さらにプラスチック製の長いマッサージ器や振動するタマゴ型のものまで。もっと驚いたことに、様々な金属製の小さなクリップまであった。

大きなプラスチック製の注射器が脇に置かれ、中身の正体不明の薬や様々な趣向を凝らしたコンドームはさらに多かった。

鞭や名前も分からない器具を見ていると、その横に紐で繋がれたプラスチックのボールが何連かあることに気づいた。

それぞれの連なりはボールの大小も数も異なり、まさに目を見張るようなものばかりだった。

心臓がドキドキと激しく鳴り、驚きの中で妻の方を振り向いた。彼女は私が黒い袋を手にした瞬...