章 928

見知らぬ男は私の妻の熱く魅惑的な身体を上下に弄び続けていた。

だが彼は狡猾にも指先だけで乳首や秘所の突起を軽く撫で、妻の快感のツボを攻めながらも、彼女の身体に力を入れる隙を与えなかった。

すでに十分敏感になっていた妻の神経を、この厚かましい男がそんな手慣れた手つきで弄んでいる。妻は先ほどの絶頂の後も、またしても何度も押し寄せる痺れるような感覚の中で、言葉にできないほどの刺激的な余韻に身を委ねていた。

妻の身体が力なく徐々に沈み込んでいく。その降下の中で、妻の敏感な秘所もまた、あの男の逞しいものを感じ取っていた。それは一寸一寸と妻の締まった奥深くへと侵入していくのだった。

妻の全身はすでに...