章 925

見知らぬ男の指が再び妻の突き出た丸みの先端を襲う。

妻は余韻の中で素晴らしい衝撃を感じ、喉からまた一度震えるような甘美で色っぽい声を漏らした。先ほどまで抵抗していた妻だが、今や絶頂の余韻の中で、さっきまで必死に引き締めていた表情や抵抗の姿勢が、うっとりとした表情へと変わっていく。

先ほどよりもさらに強烈な快楽の余韻が妻の全身に広がっていく。妻の意志とは関係なく、ただ身体が制御できない純粋な欲望の爆発によって、妻の色っぽい唇は半開きになり、微かに震えながら、早い呼吸と共に時折意識が遠のいていく。

妻の魅惑的な身体はこの時も混乱の中で軽く身をよじらせ、自分自身が燃え上がりそうだと感じていた。...