章 912

「私の妻が見知らぬ男の手を掴んでいた手にも、もはや力が入らなくなっていた。妻の体はますます力なく崩れ落ち、ただ閉じようとする両脚の間の秘所だけが、異常なほど濡れていくのを感じる。

妻の意識はますます朦朧としていき、男の手を掴む力も弱まっていった。

見知らぬ男は妻の状態を感じ取ると、勢いに乗じるかのように、もう片方の手で妻のスカートの中を執拗に弄り続けた。

その手は妻が朦朧としている隙に、軽く妻のセクシーなプリーツスカートをたくし上げ、妻が気づかぬうちに、彼女の腹部と魅惑的な美脚を空気にさらしていた。

妻の二本の長い脚は豊かで滑らかで、一寸一寸の曲線が完璧だった。つま先から描き出される官能的な...