章 878

丸みを帯びた大きな球体は、男の片手によって完全に中央を握られていた。妻は力強い手が絶え間なく力を込め、妻の球体の豊かさと弾力を遠慮なく楽しんでいるのを感じるばかりだった。

まるで素晴らしい生地を扱うかのように揉み捏ねられながら、妻は自分の球体が後ろの男によって形を変えられていくのを感じていた。同時に、その手は揉みしだく間にも、時折指先で妻の球体の突起部分をつまむのだった。

妻の全身は一瞬で緊張し、しびれるような電流が走ったかのようだった。

今回ついに妻は、身体を支えるための手すりから手を離し、この慌ただしさと恥ずかしさの中で、彼女の球体を弄ぶ魔の手を掴もうとした。

妻がその手を押さえた...